昨日、さくらインターネットで行われた勉強会に参加してきました。時間の都合でさくらのクラウド APIの操作で終わってしまったので、以前作成したconcrete5一撃インストールシェルスクリプトのバグを直して、さくらのクラウド スタートアップスクリプトとして作り直しました。ソースはgithubにて公開しています。CentOS 6系に対応しています。
使い方ですが、 concrete5日本語版ダウンロードのページからダウンロードしたいバージョンの「ダウンロード開始」ボタンを右クリックしてリンクをコピーします。本記事掲載時は5.6系のリンクと5.7系のリンクがありますが、いずれの最新版でもインストールできたことを確認しています。
また、上記サイトから「ダウンロード開始」ボタン直下にあるバージョン番号もコピーし、テキストエディタなどに貼り付けておきましょう。
次に、さくらのクラウド コントロールパネルからスタートアップスクリプトを登録し、サーバー作成時には先ほど作成したスタートアップスクリプトを呼び出します。
入力項目は、先ほどconcrete5のダウンロードページからコピーした、ダウンロードURLとバージョン番号をペーストし、MySQLのデータベース名とユーザー名、パスワードとMySQLのrootパスワードを決めて入力します。過去に私が作成したスタートアップスクリプトでは、MySQLのユーザー名やパスワードを自動生成する仕様のものがありましたが、さくらのクラウド スタートアップスクリプトでこのように決めることができるようになったので、今後は都度入力していくようにしようかと。
サーバーが出来上がったらブラウザでインストールを進めましょう。
作成したサーバーのIPアドレスをブラウザに入力し、このように表示されればOKです。黒い画面を1回も見ずにconcrete5をインストールすることができました。
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