【検証】限界異常独身中年男性の食生活をGeminiが徹底レビュー!AIの目は誤魔化せない?!
みなさん、こんにちは。@nullpopopoです。今回は、限界異常独身中年男性な私の赤裸々な三食を、Geminiにレビューしてもらうという、なんとも挑戦的な試みに踏み切ってみました。日々の食事がAIの目にはどう映るのか、果たして忖度のない評価が下されるのか、その衝撃の結果を皆さんに包み隠さずご披露いたします!
AIが斬る!2025年6月20日、@nullpopopo の食卓
まずは、AIのまな板に乗せられた当日の私の食事がこちらです。そして、それぞれにGeminiが下した個別レビューと、締めくくりの総合レビューをご覧ください。
- 朝食: https://g.co/gemini/share/bf9df86770d8
- この日の朝食は、手軽に済ませられるコンビニのご飯でした。多忙な朝にはありがちなメニューですが、Geminiはどんなコメントをくれるのでしょうか。
- 昼食: https://g.co/gemini/share/739801ae1d2d
- 昼食は、Uber Eatsに配達してもらったサンドイッチとパン。栄養バランスを意識しているようにも見えますが、Geminiは細かくチェックしているはずです。
- 夕食: https://g.co/gemini/share/c8200cefb247
- 夕食は、こちらもUber Eatsに配達してもらったご飯。一日の締めくくりとしてAIはどのように評価するのでしょうか。
- 3食総合レビュー: https://g.co/gemini/share/a0b67e990fb0
- そして、この日食べたすべての食事に対する、Geminiの総合的な評価です。個別のレビューを踏まえて、どのような総括が下されるのか、最も注目すべきポイントですね。
各食事の画像は、普段使いのiPhone 13 Pro MAXの標準カメラアプリで撮影しました。そして、それをGeminiアプリの「+」ボタンからアップロードし、それぞれの食事について質問を投げかけています。特にこだわりなく、ごく自然な形で撮影し、AIに判断を委ねました。一点、総合評価の際に複数の画像を同時に選択してアップロードしようとすると、なぜかうまくいかなかったため、今回は1枚ずつアップロードしてから質問文を投げるという方法を取りました。このあたりの操作感は今後の改善に期待したいところです。
AIの目、その恐るべき認識力と精度
実際にGeminiを使ってみて、まず驚かされたのはその画像認識精度の高さでした。画像をアップロードすると、Geminiは瞬時に画像全体からメニューを認識し、的確な評価を下していきます。最初に「これは〇〇ですね」とメニュー名を提示してくれるのですが、大きく認識を外すことはほとんどありませんでした。例えば、お惣菜の種類やご飯の具材なども、しっかり判別できていたのには感心しましたね。
さらに特筆すべきは、商品のラベル情報も同時に読み取るOCR(光学文字認識)性能を備えている点です。栄養成分表示や原材料名など、写真に写り込んでいる文字情報を正確に読み取り、その情報をレビューに反映させていました。こちらも「まずまず」どころか、かなり実用的なレベルだと感じました。
Geminiからのレビュー回答文の構成は、撮影した画像の写り方にもよりますが、基本的には画像全体の印象から回答を始める傾向が見られました。例えば、色合いや盛り付け方、食材のバランスなど、視覚的な要素から全体像を把握しているようです。もし、あなたが栄養成分の数値や具体的なカロリーなど、より詳細な情報や専門的な観点からの回答を求める場合は、チャットの中で「ラベルに着目して回答してください」といった具体的な指示を付け加えることで、さらにピンポイントで精度の高い情報を引き出すことができるでしょう。これはAIと賢く対話するためのコツですね。
日々の健康管理にGeminiは「アリ」?そのメリットと限界
今回の検証を通して、日々の生活習慣として、食事ごと、あるいは1日の食事総括レビューをGeminiにお願いするのは、個人的には「大いにアリ」だと感じました。忙しい現代人にとって、手軽に食事の振り返りができるのは大きなメリットです。
しかし、これはあくまで**「簡易的なレビュー」**として捉えるべきだと強く感じました。その理由としては、以下の点が挙げられます。
- パッケージのデザインや視認性に統一性がない: 市販されている食品のパッケージは、メーカーや商品によってデザイン、文字のフォント、配置などが多種多様です。AIが常に正確に、かつ安定してすべての情報を読み取れるかというと、まだ課題が残るでしょう。例えば、デザイン性の高いパッケージでは、文字が背景に溶け込んでしまったり、反射で見えづらかったりすることもあります。
- 商品名が内容の正確性を表現しているとは限らない: 商品名やキャッチコピーは消費者の購買意欲をそそるためのものであり、必ずしも含まれるすべての食材や正確な栄養素を網羅的に表現しているわけではありません。AIが商品名から内容を推測する際、この点が誤差を生む可能性があります。
- 食材と栄養成分が必ずしも同じ画角に収まっていない: スマホで写真を撮る際、どうしても食材全体を写すことを優先しがちです。その結果、パッケージの端に記載されている栄養成分表示がフレームアウトしてしまったり、光の反射で見えづらくなったりすることがあります。AIが参照できる情報が限られると、レビューの精度も低下してしまいます。
これらの点を踏まえると、市販のお惣菜などを気軽にスマホで撮影し、「今日の食事がちょっと偏っていたかな?」「タンパク質が足りないかも」といった、ざっくりとした簡易的なレビューとして参考にする程度のユースケースには十分に活用できるでしょう。AIからのフィードバックは、食生活を見直すきっかけとしては非常に有効です。
しかし、厳密な栄養管理や、長期的な食事データの統計を取りたいと考える場合には、現時点ではGeminiだけでは不十分だと言わざるを得ません。AIが参照できるデータ量が限定的ですし、提供されるデータのフォーマットも不揃いなため、継続的な管理には別途手作業での整理が必要になるでしょう。また、コンビニやスーパーのお惣菜は季節ごとにラインナップが入れ替わりがちなので、長期的な傾向を追うための安定したデータ確保も難しいのが現状です。AIに、そこまで詳細で継続的な精度を求めるのは、現状では酷だとも言えるかもしれません。
それでも、自身の健康管理の一環として、日々の食生活を気軽に可視化し、意識を高めるという目的であれば、Geminiは必要十分なレビューを提供してくれました。AIの進化は目覚ましく、今後さらに認識精度や分析能力が向上していくことを考えると、私たちの食生活はよりパーソナルなアドバイスを受けられるようになるかもしれませんね。
皆さんも、ご自身の食生活をAIのGeminiにレビューしてもらって、新たな発見や気づきを得てみませんか? きっと、食に対する意識が変わるはずですよ!