TechLion行ってきましたー。
2011/03/31 USP友の会主催 Tech LIONに行ってきました。
まず、率直な感想としては、楽しかったのは勿論、歴史的瞬間に立ち会えたというべきかなと。
※ Tech LIONとは
- 主催:USP友の会
- 協賛:オライリー・ジャパン
- 後援:日本UNIXユーザ会
- 公式タグ:techlion
- ( http://www.usptomonokai.jp/wp/?page_id=1098 より引用)
第1部:獅子王たちの夕べ「オープンソース系企業を10年経営してみて分かったこと 〜次の10年を予言する〜」
ご存知びぎねっとの宮原徹さんと、MCは日本UNIXユーザ会法林浩之さんによるトークライブ。オープンソースソフトウェアの世界に足を踏み入れるようになったきっかけから、びぎねっと10周年に至るまでのエピソードを語る。OSSの達人が、日本のOSS業界とOSCのこれからをズバリ斬る!
- びぎねっと10周年、前半5年と後半5年を振り返る
- 意外と(失礼!><)挫折からのスタート(ドットコムバブル崩壊後にびぎねっと設立)
- オープンソースカンファレンスの裏側を語る
- プロジェクターは借りると高い(いや買っても高かったw)
- 日本人は個人崇拝しすぎ
- そして謙遜しすぎ
- てか、もしかして本当にスキルがない?
- それでも過度に謙遜しないでOUTPUTしようよ
- 最近、なんちゃらstudyが、こうした殻を破りつつある (#bpstudy #hbstudy #qpstudy など)
覚えている限りで抜粋するとこんな話でした。私が拙いながらもこのブログやコミュニティ活動を行ってきたことは少なくとも間違いじゃなかったというか、スタンスとしては間違ってなかったのだなーと救われたというのが正直なところ。過度のプレッシャーに押しつぶされず前に進んで行こうという気持ちをもてました。
第2部:ライトニングトーク Ex.
「echo USP友の会 —ここまで、ここから」上田隆一(USP友の会)
- いつもの会長だった
- USP友の会紹介
- 実はUPS友の会もやりまっせ
- 非会員にはどう思われたのだろうw
「Linux女子部の活動報告♪ 〜目指そうらくらく仕事術〜」Manami(Linux女子部)
- アニメ声だった
- 歌のおねえさん
- 勉強会の男女比はほぼ5:5
- 女子限定OFF会(?)もやってる
- 第一回目の勉強会は仮想化について
- 今度はシェルスクリプトとhadoop
「クラウド・コンピューティングの次に必要なもの」平初(仮想化友の会)
- Gnomeの調子が悪かった?
- いいえ、VGAケーブル長くてノイズ拾いまくりです
- こんなこともあろうかとUSBメモリから奥様のノートへスライドをコピー
- yum install ほにゃらら
- 手順書からの脱却
- オートメーション化こそがキモ
せっかくRPM系ディストロ使ってるんだし、真面目にspecファイルの書き方を勉強しようかなと思った次第。2年くらい前に、Apacheでバーチャルホストのconfig含めたパッケージ作る練習したんだから、これもっかいやりたいなー。
「Space Hacks」郷田まり子/@MaripoGoda(鳥人間)
- 上田さんよりヤバかった (テンションが)
- 電波系 (衛星からの受信的な意味で)
- 衛星の軌道は誰でも受信できるらしい (ただし軍事衛星を除く)
- 計算がなんちゃらとかさっぱりわかんなかった
- 言葉の意味はよくわからんが、とにかくすごい自信だ
「非常時に自分たちができること『sinsai.info』」古橋大地(オープンストリートマップ・ファウンデーション・ジャパン)
- クラウドソーシングツールUshahidiを用いた、地図情報とメッセージの連動
- ハイチの震災がキッカケで、ハイチの地図はGoogleMAPより精緻に
- 主に日本人とドイツ人が頑張った
- NZの大地震でも活躍
- リビアでも活躍
- 日本では、本当は2011/03/19からの予定だったが3・11震災で前倒し
- sinsai.info ではPHP+CodeIgniterできる人大募集
- てか今までPython使いが殆どだった
- コード書ける人だけじゃなくて、集まった情報の精査してくれる人も募集中
- どっちかといえば人海戦術な精査する人のほうが欲しいかも
ただただ、胸熱でした。今後は安否情報だけではなく、物資やボランティアの情報にシフトするらしいです。今までsinsai.info見たことなかったのですが、何これΣ( ゚Д゚) スッ、スゲー!!どこで何が起こっているかが一目瞭然ですよ。ただし、今は人間が手作業(twitterやメールも手作業)で情報提供しているので、例えば地震計やガイガーカウンターなどのデバイスから何かしら情報をPUSHできたら使い方の幅も広がるんでね?と思ってみたり。
日々の「仕事」で使っている技術を、もっと大きな「社会」のために役立てたい、という気持ちは震災後大きくなっていましたが、実際に成果としてアウトプットできてる方々は、本当に尊敬します。そして、作った方は勿論のこと、twitterやfacebookによるつながりで自然発生的に情報公開などで多数の人たちが参加している、こうした大きな動きに、日本もまだまだ捨てたもんじゃないと強く感じた次第でもあり。
そんなこんなで非常に有意義なイベントでした。オマケというか、手前味噌ですが、USPマガジン vol.0に寄稿した記事(RedStar Linuxネタ)をいたく気に入っていただいた方とお話させてい
ただきました。去年
ただきました。去年